▶欧州17日間サバイバル【準備編】←イマココ
▶欧州17日間サバイバル 【出発―プラハ着いたよ!】
▶欧州17日間サバイバル 【試練続々でフガフガ】
▶欧州17日間サバイバル 【しーれんはつづくーよー、どーこまーでーもー】
▶欧州17日間サバイバル 【プラハを歩く。歩く。歩く。マウスとケーブルGETしたった!】
▶欧州17日間サバイバル 【ローテンブルクでラー活、目から汁を噴く】
▶欧州17日間サバイバル 【ローテンブルクからのミュンヘン着、ドイツ超★満★喫。パンティーもあるよ!】
▶欧州17日間サバイバル 【ノイシュバンシュタイン城リベンジ】
▶欧州17日間サバイバル 【音楽の都・ザルツブルグで歌う。歌う。歌う。】
▶欧州17日間サバイバル 【水の都ベニス!迷路迷路迷路ホテルドコォォォ!!!!】
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2015年3/14~3/30日まで
17日間という日程で欧州を鉄道で廻ってきました。
これだけ長い旅、そして夢だったユーレイルグローバルパスをフルに使っての旅は
生涯そう出来ないと思う。
ねぶそくと闘い、足をStickにして、次々に訪れる試練を受け入れながらも
たくさんの土地を噛みしめるように歩いて廻ってきました。
その記録を残していきたいと思います。
●準備
海外に行ってきた、というと何故皆口を揃えてオカネモティー!と言うのか。
おもに中年以上の人な!
バブル期に豪華な海外旅行を経験してきたんだろうなあ。
今の学生はそうは言わないよ。
カクヤスーの航空券とカクヤスーのホテルなら、学生がバイトして手の届く範疇だ。
よって、すげえ貧乏旅行です。
でも貧乏旅行は人を強くする。
貧乏故に頼れるものは、下調べと用意したツールと自分自身、見識も深められる。
若いうちは買ってでも貧乏旅行をすべきである。
その代わり、すべての手配や下調べが必用なのは言うまでもない。
誰かが宿を用意してくれたり名所を案内してくれるわけではない。
よって今日の回はその記録です。
▶航空券
今回の成田→プラハ パリ→成田のオープンジョー(周遊)チケットは88,420円
東京大阪三往復の価格である。燃油もコミコミ。
このチケットを買ってから一切格安航空券サイトは見ないようにした。
これより安いのが出たら悔しいし!
実際このあと弟がミュンヘンまで、ルフトハンザの直行便でこれより安いのを取ったので
まだ出たに違いない。
でもカクヤスーの買い時を見極めるのは円高の予想並に難しいよ。
→格安航空券を探す
また、この大韓航空の素晴らしきところは、
朝一に成田を出発、現地にまだ明るいうちに着
帰りの便は現地に夜まで居れて翌日夜に成田着
(スクショは13:30パリ発ですが、取ったものは21:00パリ発→20:00成田着)
日程最大限向こうに居れるわけです。
便によっては成田を夕方出て夜中着、帰りは現地朝早くに出発、となると
同じ日程であっても24時間以上ものロスが出るんですよね。
素晴らしいスケジュール!また大韓航空使いたい。
▶ユーレイルグローバルパス
以前にジャーマンレイルパスを使ってドイツを旅してから、ユーレイルパスで欧州を廻ることが夢になった。
欧州はシェンゲン協定により、ほぼほぼ国境がないようなものだ。
入国検査無しで国境越えが出来る。
そしてこのパスひとつで欧州24ヶ国、日本で言う新幹線相当の列車に期間内どこでも乗り降りし放題なんだ!
たまたま15日パスを20%OFFの期間に買えたので
大人68,500円
ユース(学生)44,700円で入手
これで15日間乗り降りし放題ってすごくないですか。
鉄道パスは他にも、数か国だけ選べるセレクトパスとか、
フランスイタリア二ヶ国、または東欧だけを限定したパスや
ジャーマンレイルパスのように一ヶ国限定のもの様々ある。
→ユーレイルパス買ったった!
▶ローマ→パリのLCCのチケット
イタリアからフランスの大移動の手段を、初めtelloを使って寝台列車での移動を考えてた。
寝台列車!ロマンやんね!
だがしかしユーレイルパス割引を使っても
キャビン(個室)を取ると3人で339€も掛かるんだ。
もっと安い席もあるけどキャビンにしないといろいろ不安、治安的に。
そんな時見つけたのがLCCの格安航空券、
一人5,149円。
ハナミズでたわ。
時間帯によっては3000円台とかある。
別途預けるバゲッジがひとつ15ユーロ掛かる。
3人で2つのスーツケースで30ユーロの追加。それでもお安い。
こちらも日本からぽちってく。
→ブエリング航空取ったった!
▶ホテル
海外ホテル予約サイトはたくさんあるけど、
今回航空券を買ったExpediaが、航空券とのセット割でホテルが割引、
さらにはAMEXにもExpediaの8%割引があったのでここ一択になった。
Wの割引でカクヤスーの宿が更にお安くなった!
ただ、3人で一泊6,000円台(朝食付き)ってどんなんやろ…とDKDKしたわ。
→虱潰しにホテル探し
▶現地ツアーの予約
ドイツのノイシュバンシュタイン城は自力で行けるところではない。
若干お高いけどミュンヘンからのバスツアーを予約。
ザルツブルグでのコンサートも同じVELTRAから予約できた。
こういう現地ツアーは、お馴染みHISのサイトでもたくさん取り扱ってる。
現地ツアー単体の申し込みもおk
▶モバイルルーターの契約
乗り換え案内を見たりgooglemapsでナビったり
現地情報をぐぐったり、同行者と連絡を取り合ったり
今やすまほはなくてはならない命綱でもある。
てことで、いつでもどこでもうぃーふぃー接続するためモバイルルーターを契約。
ネットで予約して出発当日空港でルーター受け取り。
帰国後空港でルーター返却。
オーストラリアで使った時は5日で4000円未満で安い!(HISレンタル)と思ったが
地域や周遊国数で値段が違う。
欧州周遊プランすげえ高かった。
イモトのwi-fi(グローバルデータ)さん使用
17日で23,596円
使い勝手については追ってkwsk
▶現金の用意
17日、3人でどんくらい使うのか。
それはフトコロ具合というか豪遊具合でも違うだろう。
なるべくカードを使うとしても、貧乏旅行で現金がどんくらい必用なのか。わかんないデスヨネー
意識高い大学生()の桜井くんは、都市ごと必用な現金をおおまかに計算してくれていた。
入りたい施設の入場料やパス以外で掛かる地下鉄等の料金、スーパーで水や軽食を買う分も考慮して算出。
意識高いってーか、かんっぜんにA型の性ですよね。(実際O型らしいです)
ああ、ちなみにチェコだけユーロは使えない。チェココルナという通貨を使います。
なのでチェコ以外をざっと概算して、1,100ユーロ分両替していきました。
両替時のレートは1ユーロ128円、ゆうちょで両替すると手数料込み132円
なので145,420円分。
すげえ大金のように思うやろ?
ここから二人に、現地で小銭も要るだろうし
「小遣いをやろう!」と称して一人100ユーロずつ配給。超太っ腹!
なので残り3人で15日分、900ユーロ。
これがどんくらいなのか具体的に言うと
3人で一日約7,800円、
一人アタマ一日2,600円。入場料払ったり地下鉄乗ったりジュース買ったりチップ払ったりコミコミで。
修学旅行の小遣いでももうちょっとあるやろ!
しかし貧乏旅行、致し方がないよ。
まあ最悪、現地で両替すればいいと2万円の現金も所持して行った。2万円か!というツッコミはいらないよ。
そんな切ない金銭事情を聞いてか、桜井の大事なもんケースの中には一万円札が一枚折りたたんであるのを旅中発見した。おかねに困って途方に暮れたら差し出すつもりだったのだろう。ありがとう。
ちなみに17日間100ユーロの小遣いで足りるわけ!てことで
桜井と妹は出発前、バイトに明け暮れていましたよっと。
▶クレジットカード
なんといってもAMEXさん最強なんですが、最近作ったびゅうカードのVISAも所持していったら
このこがなかなか使えるこだった。
意識高い大学生はANAカードのJCBを所持。
これだけあれば誰かがスリにあってもなんとかなるんじゃまいか。
▶さいふ
スリがこわいから
高価な財布は持っていかない、使わない。
あたいのは海外用で愛用しているバリバリ財布、年季が入ってる。
お会計の際\バリバリ!/と言っても\やめて!/と言ってはいけないよ。
どれも大創産業という並行輸入店で108円で入手できる。
●旅の計画
鉄道パスを手にすると欲が出てくる。
期間内一ヶ国でも一都市でも多く廻りたくなるのが人情。
でも移動だけで15日が終わってしまったなんて本末転倒、
その都市を見てこなければ意味が無い。
そして計画通り進めないことも考慮して
最悪ここの都市はすっ飛ばそう、てこともあり得ることを念頭に置かなければならない。
【今回計画したルート】
A) プラハ(チェコ共和国)
B) ドレスデン(ドイツ)
C) プラハ(チェコ共和国)
D) ローテンブルク・オプ・デア・タウバー(ドイツ)
E) ミュンヘン(ドイツ)
F) ザルツブルグ(オーストリア)
G) ベネチア(イタリア)
G) ベネチア・ブラーノ島(イタリア)
H) フィレンツェ(イタリア)
I) ローマ(イタリア)
I) バチカン(バチカン市国)
J) パリ(フランス)
…6ヶ国10都市
ちゃんと鉄道を乗り継げるのか、そして日本にタダイマーできるのか。
欧州の鉄道なんて前にドイツで乗ったのが初めてだ。
最悪、最終目的地のパリに到着できればいい!と思っていたけれど、
無事全ルートを廻ることができましたー!
今回の旅は桜井と妹と3人旅
3人で廻りたい都市や観たい場所を決めて、わたしが交通手段等を調べてルートを作る。
最高に役立ったのは、Eurail.comから出てるRail plannerというアプリ。(無料)(あいぽん用もあるよ)
すまほで欧州中の鉄道の乗り換えの検索ができる。
トーマス・クックの時刻表必用なし。
英語版だけど使っていけばすぐ慣れる。
欧州に行って一度でも鉄道に乗る人は入れておくといい。
そして現地で気がついたこと。オフラインでも使用できる。
これは有り難いよwwwwwww
普段使ってる国内の乗り換え案内アプリ、オフラインではただの役立たずだろう?
国内でオフラインになることはまずないって?
国外ではありえるんだ。そういう状況も。
「今うぃーふぃー繋がってないし乗り換え調べられない!」
「検索できる…だと…!(裸踊り)」
その他入れておくべき、大活用するアプリは
むろんgooglemapsそしてgoogle翻訳、
あとExpediaのアプリ。航空券とホテルの詳細やバウチャーがすまほで表示出来る。
ホテルまでのナビもgooglemapsと連動!
DropboxやOneDriveは共有フォルダを作って同行者全てのデバイスに。
ここに全ての計画表他全ての共有データを。大量の写真のやり取りもラク。
そうそう妹のすまほにも、ExcelやPDFが開けるようOffice Mobile強制インストール。
無料通話ができるLINEやSkypeも連絡ツールとして言わずもがなですね。
で、現地の見学ルートはおもに桜井が綿密な下調べのもと立てた。
ここで桜井くん意識高い大学生()っぷりを遺憾なく発揮。むろんPDFで提出。
そんな計画書をうpしておこうと思う。
参考になれば。
チェコ旅行(PDF)
オーストリア旅行(PDF)
イタリア旅行(PDF)
フランス旅行(PDF)
もちろん計画通りなんて進まないし、鉄道パスだけ持って気ままに乗り降りする旅人もいるだろう。
でもこの下調べのお陰で観たいとこ80ぱーは観てこれた気がするし
各国の常識的なものも知ることができたので、いろいろわりとスムーズだった。いろいろ、わりとね!
さあて次回のみゆきちゃんは出発編だょ。
ダイカンコウクウー熱いよ!