▶欧州17日間サバイバル 【水の都ベニス!迷路迷路迷路ホテルドコォォォ!!!!】

2017/03/17(Fri)

欧州17日間サバイバル 【準備編】
欧州17日間サバイバル 【出発―プラハ着いたよ!】
欧州17日間サバイバル 【試練続々でフガフガ】
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欧州17日間サバイバル 【音楽の都・ザルツブルグで歌う。歌う。歌う。】
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3/21(

8時12分発の列車に乗るために6時起床。

昨夜は呑んで帰りが遅かったにも関わらず、翌日の移動を確認したりパッキングしたり荷物を減らすため買い置きのおさけを呑み切ったり2ちゃんのまとめなんかを見たりで忙しく、3時過ぎに就寝。酒が抜けてないきついきついきついきつい




メルキュールはポットが置いてあるので今朝はホット・泥水が呑めます!
なんならネスカフェ・ゴールドブレンドまで置いてあります!

今までポットがなくてどうやって泥水を作ってきたのかというと、
日本から持参した蓋付きアルミ缶にインスタントコーヒーと水を入れてシェイク☆
叩き起きるための泥水なので熱いとか冷たいとか旨いとか不味いとかどうでもいい、と思っていたけど、あったか~い泥水沁みる……




7時過ぎにチェックアウトして、朝食を買って駅に。




ÖBB、オーストリア連邦鉄道に乗り込みます。
国境を超える特急列車だけど、日本の新幹線やドイツのICEのような近代的な列車じゃない。
それもまた萌えなんですけどね!




これからアルプス山脈越えをして、イタリアーのベネツィアまで行きます。
音楽の街から水の都へ。

6時間以上掛けての大移動、
でも乗換なし一本なので、寝ていてもヴェネチアに着ける模様。




さようならザルツブルク
いつか暮らしたいオーストリア
また来るよZETTAI。さようなら……!




出発したら朝食です。
左下、わたしが持ってるドイツパン、プレッツェルが毎日食べたいほど好き。
小麦の素朴な甘さと岩塩のしょぱさ、噛みしめるごとに旨い。

おかねがないので飲み物は水。




食べたら寝る。先は長い。
こんなふうに大胆に横になれるのはコンパートメントだからです。




お行儀悪いけど個室ごとカーテンが引かれているのでまあいいでしょう。
特急列車のコンパートメントも、空席さえあればユーレイルパスで追加料金なしで乗れます。

ところがこのオーストリアーイタリア間、どうやら予約(無料)が必要だったようです。
パスポートチェックに来た車掌さんにドイツ語で捲し立てられたのだけど聞き取れない……ほしたらこのまま乗せて貰えました。ご、ごめんなさい。




あの山々を超えたらイタリアー。オーストリア側は雪化粧の山並。




フィラッハ中央駅、ここがイタリアとの国境近く。
ぶら~り途中下車したい。一人だったら降りてた。
思い立って途中下車出来てしまうのがユーレイルパスの魅力なんですよねえ。




到着は14時過ぎ、お昼を超えるのでおなかが空く。
車内販売があるけれどお高いから、買い置きのポテチを貪る。




こんな時、いつも思い出すのはあなた…
桜井のラーメンフォルダを眺めながら更に飢えを加速させる。




アルプス山脈を越えてイタリアに入りました。
ヴェネツィア・メストレ駅。
イタリアの駅看板の文字フォントは個性的でおしゃれ!

山越えして驚いたのは、山を隔ててオーストリア側とイタリア側は気温がびっくりするほど違う。
列車内にいても気付くほど、ものすごくあったかくなる。
これが地中海性気候か!




船が見えます。
海に近づいてきた。


 

海沿いきた!海沿い走ってる!と思いきや




海の中きたーーーーーー!

海の上走ってるよ!
海の上に線路があるんだよ!
東京湾アクアラインかよ!
ぎゃーーー興奮しちゃう!




ヴェネチアはこういう位置なので
東京湾アクアラインばりに海の上を走るのです。




öffnen(開ける)
相変わらず手動ドアに慣れなくて、ぼーっと立ってていつまでもドア開かなくて焦る。




ヴェネツィア・サンタ・ルチア駅
ヴェネツィアで唯一の鉄道の駅です。
そしてタクシーも路面電車もバスも、車や自転車もない街。

ここでの乗り物は水上バス、水上タクシーのみだそうです。




駅ナカにヴェネチアングラスのお店。
早速立ち寄りたいけど、ますは荷物を置きにホテルに行こうとせかされる。




同じく駅ナカに無印が。
こういう時無駄にテンソン上がるよねw
なんも買わんけど。


         

駅を出ると目の前が運河!
そしてイタリアーっぽい。ものすごくイタリアーっぽい!
わかりますかね、今まで見てきたチェコやドイツとは違った街並や空気感!

♪さんたーるちぃぃぃあーーー
♪さんたーるちーあーーーー

思わず歌ったら桜井も妹もこの歌知らないってよ!衝撃。




ベネツィアの中心で萌えを叫んでおきますね!
曇り空で映えない写真で申し訳ないです。

3月後半、チェコなんかめちゃめちゃ寒かったのにすごくあったい。風がぬるい。コート要りません。




とりまホテルを探します。
荷物を置いて一休みしたい。ごろっとベッドに横になりたい。
ねぶそくに加え、長時間列車に乗りっぱなしってすごく疲れるのね。




ところがどっこい、駅から徒歩三分というホテルが見つからない。
ナビ掛けて到着したのに、Googlemapの指定するホテルがその場所にない。




こんな迷路のような小道だらけ。
そりゃ車もチャリも通れないね。
googlemapさん、通りを間違えてるんかな?と行ったり来たり。




ところでヴェネツィアでスカートを履いている女性は皆無。
いたとしても日本人旅行者くらいで原住民は皆スキニー。中でも黒スキニー率90%。
なんなの没個性なの?揃いも揃って全員ってどうなの?




同じような通りを何往復もして、やっぱりここじゃないかと最初の到着地に戻ると小さな表札にホテル名があるじゃない。
看板も出ていなければまるでホテルという出で立ちをしていない。
どう見てもアパートです。
入口のドアは施錠されていて、呼び鈴を押し続けるんだけど無反応……

これはあれか
時間的に言うと、イタリアーでかの有名なシエスタってやつですか?
北陸の故郷の言葉で言うと、へんねま中
主婦のおばちゃんはさておき、店やホテルがへんねましててどうすんの?勤勉なニッポンジンには理解しかねるわ。




しょうがないので街の散策に出ることにしました。
だがしかし石畳と石段の街なのでスーツケースが邪魔アンド邪魔、こんなもん引いて歩けないので駅ナカにあった荷物預かり所に行きます。
2つ預かって12ユーロもした。ファッキン!!!!!

お昼はポテチだけ、はらが減って一歩も歩けないとクレームが出たのでのでバーキンに入った。
この旅でバーキンさんにはお世話になりっぱなしだわ。
イタリアーに来たならシャレオツなカヘにでも入りたいんですけどね。おかねがありません。




で、セットでコーヒーを頼んだら
ナチュラルにワンショットのエスプレッソだった。
不味くはないですよ。すげえおいしいよ。でも

こんなんでワッパー呑めるかwwwwww

イタリアでふつーにカッフェと言ってオーダーするとエスプレッソが出てくる。
一般的に想像するコーヒーが呑みたければアメリカーノとオーダーするそうです。
ただしお湯で薄められたエスプレッソが出てくるけど。




ここでも妹、トレイの紙を使って折り鶴たくさん折ってた。
トレイの返却口にずらっと並べて帰ります。ジャパーンからの折り鶴テロです。







街の至る所に運河。運河。
この水の町、時期によっては普通に水に浸かるんだそうだ。
家の中とかどうするの?どうやって暮らすんだろう。




せっかくベネチアーまで来たならゴンドラに乗りたいですよね!
船頭さんがカンツォーネを歌ってくれるらしいです。

しかし乗船料金が事前にネットで申し込んでも一人40ユーロ(5,000円ちょい)くらいするんです。
東京湾の屋形船クルーズならもんじゃ焼き食べ放題と飲み放題がついてるレヴェル。
現場交渉で乗らんものなら100ユーロくらいぼられるそうなので注意が必要。




ベネチアングラスのお店をはしご。
桜井は奥の棚のイルカを購入、わたしは酒器を購入。各都市一点の自分土産を早速ゲット。




駅から見えた川向うの神殿的な何か。
街の何がイタリアっぽいって、こういうギリシア建築の建造物ですよね。




あそこにも神殿。




桜が咲いてる。
ドイツでも見たよ。SAKURA、日本以外でも結構見掛ける。




人一人すれ違うことが出来ないくらい細い路地、
こんな迷路みたいな道ばかり。
googlemapのナビとにらめっこしながら進む。




カナル・グランデ
ヴェネツィア本島をうねりながら貫く一番大きな運河です。

ところで川だらけなので橋だらけ、この橋がみーんな石段、階段なんですよ。
ベビーカーや足腰の悪い高齢者はどうしているんだろう。
ノットバリアフリー、バリアフルな街だなあ。




エントランスも何もない、部屋番号の振られたアパートメント
この狭苦しさは東京都市部より酷いかもしれんね。




新聞を差し込んだら手を食われそうなポスト。




洗濯物の干し方大雑把すぎ。
もうちょっとなんとかならんのか。




迷って迷って海に出た。
あさってに乗る水上バスの乗り場とチケット売り場を確認しに来ました。

前のオレンジ色の方は消防士さんかな。
車が走れないヴェネツィアは消防車も船なんだそうな。




お気づきかもしれませんが、イタリアに入ったらスリ対策でバッグは常に前。
治安の度合いが今までとガラッと変わる。




リュックのすぐ開けられるところに貴重品は絶対に入れない。
斜めがけバッグの開口部は南京錠や金具で固定。
無造作にコートのポケットにスマホを突っ込んでおくのもNG

とはいえmapを見たり写真撮ったりスマホはしょっちゅう使う。
コートのポケットに両手を突っ込んで、左手は小銭、右手はスマホをずっと握りしめてた。

イタリアに来て以降、ノイローゼになるんじゃないかってほど持ち物とポケットには気を張って、
なんかあると3人厳しく注意しあってた。これほんとストレスフル。




イタリアチックな派手な色使いの雑貨屋さん。
見るもの見るもの欲しくなる。




果物が安い。深刻なビタミン不足です買って帰ろう。
でもな、市場のこういうビジュアルは凄いけど、どれも大しておいしくないんだよ。
苺なんかどの国で食べても味がなくて驚く。
日本の品種改良された果物の凄さを実感です。




カラフルなパスタ屋さん。
こういうのも見るとついついお土産に買いたくなるけれど、荷物が増えると移動が大変。
いかに身軽で歩けるかが課題。




食料品店で日本の食材コーナーがある。
エスビー食品のWASABI、ミツカンのお酢、オタフクソースなんでもあるじゃない!
油揚げの入ったインスタント味噌スープをせがまれて購入。
でもイタリアに来てまでわざわざ味噌汁呑まなくてもねえ。




アマイーノ屋さん。
見るだけ。
おかねがありません。




ジェラード屋さん。
見るだけ。
おかねがありません。




そしてまたここも冗談みたいなサイズ。


 

深刻な野菜不足に陥っています。
野菜を買って帰って貪りたいけれど調理する術がない。




クレープとカクテルの屋台。
一杯呑りたい。
おかねがありません。
 



スーパーに寄って今晩と明日の朝の食料を買って帰ります。
ハムやチーズ、ワインが豊富で安くてここだけ天国♡




雑多に置かれるまるごと肉。やめて!こういうの見ただけでしぬねん!




チープなカートだなあ。
なんだか日本のものと比べると何もかもチープに感じる。




ホテルに戻りました。
今度は無事チェックインができたのはいーんだけど
5回の部屋までこんな階段。エレベーターがないってマジなの?
スーツケース抱えてマジ瀕死。




そして欧州のホテルあるある…… 鍵が開かない。
様々な鍵の刺し方を小一時間試してようやく開いたんだけど、どうして欧州はこんなアホみたいな鍵ばっかりなんだろう。




タダイマー

広さはそこそこ、でも薄い枕に掛け布団はペラッペラの布。布ってなんだよw
ポットは勿論テーブル一つない。床で食事をするほかありません。レジャーシート欲しいです。

ここはExpediaとAMEX両方の割引で40%ほどお安くなって、3人一泊9,750円(朝食なし)
定価で取ってたら16,250円、イタリアはホテルも物価も高め。
そもそも10%程度しか割引にならなくて8,000円台だったザルツブルクのメルキュールとはホテルクラスが雲泥の差である。




とはいえここのお風呂は狭いけど仕切り扉がある。
洗面所が水浸しにならずに済む。ありがたす。




TOTO謹製の携帯ウォッシュレットを持参してきたけど、欧風ウォッシュレットに慣れてしまってもう使っていない。郷に入ると慣れるやね。




お祈りを済ませて食事開始。
毎日外食するおかねがないのも勿論だけど、外食続くと本気で具合悪くなるねん。
サラダ、果物、ヨーグルト、チーズを主に大量購入したった。




1ユーロ台のワイン。
清涼飲料水より安くてわろた。ワインの国万歳。




2ユーロで買ったチーズ
欧州だからと言って全てのチーズが旨いわけでもなかった。
安かろうそんなに旨くなかろうで残念だった。




生ハムも安かろう、だがこれは旨い♡
夢の大人喰いですやったぜ!!!!!




5階のアパートから見えるストリートを眺めながらふっと日にちを数えると、
ヨーロッパに来て今日で8日目。
17日の旅程で折り返し地点過ぎたんだなあ。
たった8日がとても長く感じる。

よく旅行会社の8泊10日のツアーがあるけど
プラハ→ドレスデン→プラハ→ローテンブルク→ミュンヘン→ザルツブルク→ヴェネツィア
やる気を出せばこんなに廻れるもんなんだねえ。

寝不足でぐってんぐってんのバディに安ワインを入れたら脳みそ急停止しました。
次回は【妹、お岩さんになる】【みゆきち、イタリア人にぼられる】の二本です。


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