ドイツサバイバル記 【フランクフルト到着編】

2015/01/28(Wed)

ドイツサバイバル記 【準備編】
ドイツサバイバル記 【出発編】
▶ドイツサバイバル記 【フランクフルト到着編】←イマココ
ドイツサバイバル記 【フランクフルトサバイバル・貞操の危機編】
ドイツサバイバル記 【うぇありず!なぷきん!】
ドイツサバイバル記 【さようならフロントメーン、いざローテンブルク編】
ドイツサバイバル記 【ココドコー?迷子になっておーまいごっと!】
ドイツサバイバル記 【下痢がくだる。無念のノイバンシュタイン城、編】


****

成田→フランクフルト
ルフトハンザで11時間40分。
お食事とおやつがどしどしきますよー

さあ、ごはんタイムです。

機内食、さしてウマいものではないけど
駅弁と違ってホットミールなのがうれしいやんね。
あと機内で食べるという雰囲気的なアレでわくわくするやろー




「洋食と和食、どちらになさいますか?」

にくをください。
あとシャングパングとビールもください!




ドイツビールきたこれ
ヴァルシュタイナーというそうです。
俄然盛り上がってきた。




当時愛用のvaioノートです。XPたん。
異国の地で、地球の歩き方(バイブル)と同じくらいわたしの命綱です。




桜井は機内でもせっせと勉強してた。
きみ勉強道具一式持ってきたん?
てーか、彼の旅行バッグはスクバだった。わーい?




古い機体のためモニタは座席備え付けではなく
テレビみたいなモニタ。

ねえねえ!なんかエッチなのやってるよ!
やーらしいの流れているよ!!!!

桜井「静かにしてください」




ヴァルシュタイナーうますうますwwwおかわりくださいwwwwww




おやつも何度か出るし。これおつまみにとってもおいひいし。




おさけ飲みホうれしいし!


 

シャングパングをボトルでください、と言ったらCAさんに怒られた。
さらに桜井に
お願いだから静かにしてくださいと言われて
もうねるしかないですよ。さようなら。

とはいえエコノミー非常に寝辛いやん。
首が固定しない、足の位置が低くて疲れる、夜行バス並に疲れる。

美容室の洗髪台の椅子みたいだったら楽なのにナーと思うよ。(ビジネスに乗れ)(のれません)




二度目の機内食、
数日間ドイツご飯が続くし、と思い和食をチョイス。
ルフトハンザ、和食はあんまりウマくないね。

そしてなぜご飯とパンとケーキ、炭水化物をダブせるのか。栄養士はいないのか。欧米人はどんだけ炭水化物が好きなのか。しぬのか。




三度目のおやつが配布。
おなかぽんぽん。
そしてまた春の炭水化物祭り。
でもメイドインジャパンのおにぎりと焼き菓子じゃないですか、非常食にいただきましょう。

お手洗いに移動した時、売れ行き不調だったのか
ギャレーにおにぎりが山積みになってた。


「桜井さん妹さん、行ってまいりなさい」




眼下に雪原が広がります。ロシアあたりなんやろか。
あああ…ほんとうに美しい。

飛行機の愉しみはやはり
美しい地球の姿、壮大な絶景を眺められることではないだろうか。




ドイツの地が見えてきました!
カントリーだねえ!
色が田んぼとは違うね、麦畑なんかな。




アウトバーンが見えます!
そろそろ到着です!




フランクフルト空港到着。
ねえねえねえねえルフトハンザがいっぱいいるよ!
飛行機に乗っていても飛行機見ると血肉が沸き立つものです。




人の流れについて歩き、
スーツケースを受け取り、
案内表示を見ながらドイツバーンを探す。
空港からフランクフルト中央駅までは電車で約20分、とバイブル(地球の歩き方)に書いてある。




一見東京の路線図のように見えるけど、
フランクフルトの路線図。

フランクフルト中央駅まで切符を買いたいんやけど、Frankfurtいっぱいあるし…
Frankfurtだらけ…「浦和」「武蔵浦和」「中浦和」「南浦和」「東浦和」「北浦和」「浦和美園」みたいな感じで…どれ…


券売機の前で困っていたら、ドイツ人のお姉さんが
どこまで買いたいのか、と英語で聞いてきてくれた。
地球の歩き方のフランクフルト中央駅のページを見せて「ひあいず!」「ひあいず!」と言う。




お姉さん、切符を買ってくれた。
ドイツ人親切!
いやあ、こういうことですげえ感激するし、お国の好感度までうpしますよね!

嬉々として
「きゃないていくあぴくちゃー?うぃずみー!」と記念撮影を求めたらお断りされました。




なかなかロックな車内、
若干ビビる桜井といもふと。
問題ない、ここはドイチュランド。ニューヨークの深夜の地下鉄ではない。




フランクフルト中央駅につきました!

フランクフルトの正式名称は「Frankfurt am Main」(別のフランクフルトもあるんです)
中央駅はHauptbahnhof」→「Hbf」と略される。
で、フランクフルト中央駅は「Frankfurt am Main Hbf」

ドイツで中央駅、と付く駅には「Hbf」という単語が付いている。勉強になりました!




お外に出る。
ここが!憧れの地!フランクフルトおおおおおおお!!!


まいどー!
コンニチワー!
Japanese SAMURAIです!ハラキリ!セップク!アイアムモエ-!




フランクフルト アム マインの中心で萌えを叫ぶ。
初めての土地に来た時の礼儀ですよ!




ドイツ鉄道のレンタルチャリチャリかっこいい。
ドイツ製ってことでなんかすげえ頑丈そう。




とりまホテルを探せ!
駅からホテルまでの経路は、googlemapsで事前にプリントアウトしてきたぜ。




あったありました!
左手
Hotel Excelsior
エキチカで、3人で一万円以下、評価良し。




フロントに入ります。

まいどー!ちぇっくいんぷりーず!

ネットで予約して支払いも済ませてあるので
あとはホテルバウチャーを見せるだけだ。




部屋にご案内してもらう。
鍵の掛け方がちょっと難しいらしく(ネットの口コミにも書いてあった)
教えていただく。

スーツケースを運んでくれたので
チップも忘れずに。




3人で一万円以下、
どんだけ狭いかと思いきや、まあまあ広い。
アパホテルなんてシングル一人7,000円で、スーツケース広げるスペースないからね!

そしてここ、
冷蔵庫に入っているミネラルウォーターソフトドリンクビールが無料。素晴らしい。
フロントにあるパンとコーヒーも食べ飲み放題。(19:00まで)素敵。




枕元にはウェルカム・チョコレート
東横インで言うたら備え付けの梅昆布茶ってところでしょうか。




非常食。
同行の二人はとてもいい仕事をします。

では
荷物を置いたところで、市内をぶらりとしてきましょう!




アタリマエやけどドイツ人、ドイツ人、ドイツ人
日本人まるで見掛けないね。




しゅごい、建物がどれもドイツっぽい。(ドイツです)




めっちゃドイツ。(ドイツです)




アディダスショップ(本店)へ。
桜井くんスニーカーお買い上げ。
流暢に会話する彼を見て、「中学英語で充分通じる」を間のあたりにした。でもなぜわたしは通じ合えないのか。謎。




ドイツが誇るヘンケルス
ここで包丁買ったら持って帰れるんやろか?

 


ジャージでウィンドウショッピング。
さして安くはないです。


 

みずーぎ♡




おー!
あにめでぃあ!
じぇぃぺにーず もえー!



 
あちこちでソーセージとかホットドックが売っています。
ソーセージとじゃがいもの国ウェーイwwwww

そうこうしているうちに夜、
ご飯でもしにいこうぜ、って今日何度目のご飯なんやろ。謎。



次回のみゆきちゃんは【ドイツサバイバル・貞操の危機編】をお送りします。
ほんとうのサバイバルはこれからだ!しーゆー!


ドイツサバイバル記 【出発編】

2015/01/24(Sat)

ドイツサバイバル記 【準備編】
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ドイツサバイバル記 【下痢がくだる。無念のノイバンシュタイン城、編】


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出発の前日、今日から会社も休みを取った。
そして大変なことに気がついた。

朝9時発のフライト、
これ始発でも間に合わないんじゃね?

時刻検索すると始発で7時に成田に着けなかった。
なぜそんなことを事前に調べておかないのか。BKなのか。
まあ、出発の二時間前を切っても旅慣れていればなんとかなる、旅慣れていればな!

個人旅行初心者みたいなもんだ。そんな危険を冒したくない。
慌てて今晩成田で前泊できるホテルを探す。
これ、今日から休みとってなかったら大変だったんぢゃね?!




ゆっくりご用意できるはずがバッタバタ!

「トイレットペーパーは
日本製が世界一だと思うの。

固いペーパーでデリケートゾーンに触れるなんて
無理、無理
コレは絶対持っていくべきだと思う」 ※当時のブログより

アフリカにいくわけでもなし!いらないですよ!

そんな選別に小一時間。BKなの?


ちな、
おっきいほうのスーツケースは既に空港に送ってある。
AMEXのサービスで、カード会員1名につきひとつ、
行き帰りスーツケースを無料で宅配してくれる。
AMEXは海外旅行においてほんとうに素晴らしいサービスを提供してくれます。


※出発前のご様子

 

 

今ほど海外でのモバイル使用が普及していなかったからね。
半アナログ大変だった。




日航ホテル到着。
くったくた。トイレットペーパー詰めてる場合じゃねえよ。

うん、まあ、
パスポートと航空券と財布さえ持っていれば、なんとかなる!




寝るだけでいいのに、無駄に良いホテル
なんかくやしい。

そして出発までに終わらなかった調べ物開始。
それにしてもこのホテル、wi-fiが弱い。
切れたり繋がったり、わたしがぶちキレそう。




おはようじょ。パンと飲み物だけの朝食がついてきた。
寝れてねえ…

7時ちょい前に空港入りすると
アメリカン・エキスプレスの人がお出迎えしてくれた。




お荷物をチェックイン・カウンターまで運んでくれるんだけど
こんなん持って立たれていると、なんかちょっとハズい//////




この無料のサービスは利用すべきか…謎。




ちっさいほうのスーツケースの鍵が絶不調だった。
スーツケースは投げられるもの、ぜってー中身をぶちまけられる困った困った
と、ブログに書いていたら、
空港の売店でバンドを買って着けるというアドバイスをいただき、無事装着。


ちな、
ロストバゲッジの際の回収対策に、スーツケースには名札をつけろと
インターネッツに書いてあった。
名前と電話番号、自分ちの住所に加え、
最初の宿泊先を書いておく。

今回は直行便なのでそうそうロスバケしないだろうけど
過去乗継便で合っている。

これまたAMEXの素晴らしいサービスだけど
ロスバケが起きた際、二万円までだったかな?
とりたての生活用品を買うお金がついてくる。
ニューヨークで最大限に活用した!

でも実際すげえ困るので
・スーツケースには失くなって困るものを絶待入れない
・機内持ち込みの荷物に必ず一、二泊できるだけのパンティーや洗面道具、常備薬や生活用品を入れる
これは鉄則だ。


ちな、AMEXにはカードに海外旅行保険がついているので別に入る必要はない。無料。同行の家族まで保障してくれる。




チェックインしました!
機内持ち込み禁止のものはサクサク没収されます。
妹がハサミを持っていて没収されました。

その国や航空会社によって、禁止されているものは様々なので
必ずそれはチェックしたほうがいい。
化粧水はボトルごと持ち込めないとか、生肉はだめだとか
ジェットスター航空、お酒を隠し持っていると機内で没収されるとかイロイロあります。




ぎゃあああああ!
ルフトハンザです!!!

わたし、お恥ずかしながら無類の乗り物好きなんです。
最近、月に何度も出張で新幹線に乗ったりしているけど
実はまいどまいど、超興奮しているんです。

憧れのルフトハンザ航空を見て
狂気ランブーしたのは言うまでもありません。




GYAAAAAAA飛んだ!ミテミテ飛んだよおおおおおお!!!!!

※たぶんコドモでもこんなに騒ぎません。


次はフランクフルト到着編だよおお!


ドイツサバイバル記 【準備編】

2015/01/21(Wed)

学生の頃から、ドイツという国に漠然とした憧れを持っています。
かんっぜんに今まで読んできたものの影響です。

そうだ、ドイツいこう。
そう思ったのが丁度5年前、
これより5年前の旅行記を
ぽつりぽつり思い出しながら書いていきたいと思います。


▶ドイツサバイバル記 【準備編】 ←イマココ
ドイツサバイバル記 【出発編】
ドイツサバイバル記 【フランクフルト到着編】
ドイツサバイバル記 【フランクフルトサバイバル・貞操の危機編】
ドイツサバイバル記 【うぇありず!なぷきん!】
ドイツサバイバル記 【さようならフロントメーン、いざローテンブルク編】
ドイツサバイバル記 【ココドコー?迷子になっておーまいごっと!】
ドイツサバイバル記 【下痢がくだる。無念のノイバンシュタイン城、編】


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●「そうだ、ドイツいこう」

ある日そう思ってんけど、
旅行会社のチラシを見ると、ツアーはアホみたいなお値段が提示されている。
カクヤスーの航空券を買おう、
そう思ってネットであれこれ探し始めました。


過去、ニューヨークとハワイに行ったことがあるけれど
ハワイはツアー、
ニューヨークは個人旅行だったけど、旅慣れた人と一緒で
航空券もホテルも全部手配してくれた。

なので今回わからないことだらけ。
そして使える外国語は関西弁と福井弁のみ、それ欧州で使えんのか!
そんなサバイバル記です。



●ローテンブルク・オプ・デア・タウバーという街に行きたい

でもドイツの主要空港のフランクフルトからも、ミュンヘンからもすげえ遠いんだよね。

ドイツはICE(新幹線みたいなやつ)で国内を簡単に移動できる、と知って
俄然おムネがときめいた。
ドイツバーンに、ICEに乗りたい。
そしてこんなんを買った。




ジャーマンレイルパス【3日用】

これでドイツの鉄道、3日間乗り放題です!
二等列車利用で大人28,000円くらい。

元が取れるだけ乗れるかどうかわかりません。
でもこれがあれば、いちいち切符を買わなくていいんだ。
いやほんと、
ドイツ語表記のドイツの券売機で、目的地までの切符を買える気がしない。



●航空券購入

このレイルパス、そして航空券はネットでカクヤスー検索して、
購入先はHISを選んだ。
なかなか安いよ、HIS。

※わたしなりのカクヤスーの探し方す。
参考になれば。
むしろもっとカクヤスーを探すコツをご存知の方、おしえてください!


で、
HIS、
ネットでぽちれば手数料は掛からないけど、
店舗で買うと航空券一枚あたり2,000円とかの手数料が掛かる。

(ちなみに今は一枚9,000円くらい掛かるらしいですね!なにそれ!)

でも初欧州、わからんことが多すぎて、
いろいろ相談に乗ってもらいたくて、ネットの検索結果を持ってHISに行った。


HISの人、空港からホテルの行き方だとかジャーマンレイルパスの使い方だとか
いろいろ教えてくれた。むろん店舗で買ったからだけど。

初めての個人旅行!って方は、ネット最安値ではなくとも
ぜしHISの店舗でチケットを購入することをオヌヌメする。彼等は旅のプロだ。そして親切!

更には各国の主要都市には必ず支店があって日本人スタッフがいる。
HISで買っておけば、
困ったことがあったらいつでも駆け込める、という安心感もあった。


さて、
成田→フランクフルト ミュンヘン→成田のオープンジョーのチケットを手に入れた。
大人115,000円、12才以下100,000円ほど
3月の春休み真っ直中、直行便でなかなかお安いのを見つけたと思う。

憧れの!ルフトハンザドイツ航空ーーー!



●行き先を決める

と言っても5泊7日、
そうあちこち周遊している時間もない。

フランクフルトINして、ローテンブルクに立ち寄ってミュンヘンに辿り着く、というルート。
フランクフルトからまあまあ近い、エルトフィレにも行くことにした。


 

地図にしてみると
たったこれだけ、と思われるかもしれんけど
わたしにとっては充分なサバイバルだった。

無事ミュンヘンに辿り着けなければ、おうちに帰れないのだから。



●準備

着々と準備を進めます。
まず、ぶちあたるは言語の問題ですよね!


 

 




Auf Ex!

もうドイツ語はばっちり。


こんなものも買った。





●届いたときの感想

  

この後

これを買いました。
迷わずこれを買うべき。


●両替



5泊7日、3人
買い物はほぼカードで済ませる予定なので
300~500€もあればいいかな?と思っていたら
欧州に旅慣れたまあちゃん(おとーと)に「チャレンジャーだなあ」と言われた。

ビビって780€(約10万円分)両替。
ちな、
当時のレートは1€122円くらい。



●せいり問題

ばっちりせいりが当たる日程だった。
ビーチに行くわけじゃないけど、飛行機の中でふつかめはらいた、大出血でヨコモレ事件なんていやすぎる。

まあこの翌年、
ふつかめの台風の中、100kmとか歩いてるんですけどね!
そっちのほうが非道いわ。


  

これ、近所の産婦人科で処方してもらってんけど
いろいろありまして
紛失してしまいまして。

出発の前日まで休みがなくて
再処方に産婦人科に行けない。困った。

産婦人科にもしもしして事情を話したら、代理の方が来てくれれば再処方しますよと。


桜井「すみません、ピルください」


いやあ、彼は立派だよ。


いよいよ次は出発編です!



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