からくり。

2009/12/13(Sun)

SONYからおたよりが来たん。


「記載の型番のvaioを使ってる人がいたら
それのACアダプター、危険がデンジャーみたいやから
アダプター無償交換すんよ」てな。


リコールのお手紙


ソース
http://vcl.vaio.sony.co.jp/iforu/hotnews/2009/10/002/index.html


型番、ごっつー該当してんねんけど
無償交換って、アダプターだけ?
本体はしてくれんの?

そう思いながら、お手紙を隅から隅まで3度読んだことは内緒。


アダプターだけですよねー
常識的に考えて

でも、ほんとに漏電してたとして
本体に支障はきたしてないもんなの?




先週の話になるんだけど、
芝居観に行って、ものすごーくびっくりしたことがあったんよ。
大道具のことで。


客席数が800も1000も超える大劇場の大道具やとね、
あれは完全なる、その道のプロの手の仕事っつーか、
お金を積んでこさえさせた芸術みたいなもんだからフツーに見ちゃうんだけど

小~中劇場クラスの芝居となると、
すんごい道具見ちゃう。


舞台上に立てられた、立派な室内のセットあるじゃない、
あれ、作んのすごーい大変なんだよねぇ(労力的にも材料費的にも)って思いながら
いつもまじまじ見ちゃうわけ。

往々にして見る、こんなセット。



シーン①



扉座はいっぱしの売れっ子商業劇団なんで
これがすごーく立派なわけ。

いやー流石扉座凄いなーと思ってたらさ、
次のシーンでね、
ぜんぜん違う家のセットになってるわけ!



シーン②



えーっ?!
パネル裏返したの?
いやいやいや、家の形が違うよね?

そもそも、吊るして固定してあるからムリだよね!
吊るしてなかったとしても、裏に人形打ち込んでるからムリだよね!
ねー!どーやって変えたの?


そんなこと思ってたら、次のシーンは



シーン③



道具が無くなってた!


えーっ?!
袖に捌けさせたの?
でも、どう見ても高さニ間はある道具
袖に収納は無理だよね

そもそも、平台に打ち込むだけでは
あの高さのパネルを自立させられないだろう。


芝居の内容はもとより
そんな転換、道具の謎を考えつつ、紀伊国屋サザンシアターを後にしたわけ。




で、次に行ったは友達の舞台。
こちらはシアター千住。
初めて来たけど、サザンシアターにも引けを取らない立派な劇場だた。

でも、北千住って立地の問題なんだろーなぁ
あんまりここで、有名劇団の公演情報を聞かない。


で、芝居観てて
また驚いたのが

こちらの芝居でも、セットが入れ換わってんの!
さっきと全く同じ。
なによー
どーなってんの?


もうね、芝居終わって真っ先に
そのからくりどーなってんのかと、ロビーで客出ししてた友達に聞いてみた。
つまり、こうゆうことらしい。


舞台のつくりはこうなっています。


シーン①



移動。



シーン①




えええええええええええええええええ


てっ、
天井??????




滑車付きの平台は下手袖に
そして
吊るしのパネルが、天井上に昇って収納

袖では、家の基礎となる、平台の上の家具などが交換されます。



シーン①



そして、
スタンバってた、2枚目のパネルが降りてきます。

ホリゾント(背景の幕の照明)を変えます。



シーン①


完成。


収納先も、客席から見切れる位置じゃダメじゃない、
すごーく奥に
すごーく高いとこに仕舞わなきゃじゃない、


もうね、
どんだけ袖広いねん
天井何間あんのかと。

近代劇場はどーなってんのかと。



セットが無い状態は、こうゆうことでですね



シーン①




セットが全て捌けて、ホリゾント幕の手前に
手書きの背景の幕が降りてくる。




道具③



こんで、3シーン完成。

すごかー!
凄いとしか言いようがないよね
近代劇場っつーのは。
そしてこの贅を極めた劇場の造りが。


ほんとーに小さな小劇場なんて、楽屋はトイレレベルのスペースしかないわ
天井低いわ、(下手に段差を付けると、頭に照明が当たることも)
袖なんて上下(かみしも)どちらかしかないところだってある。


ちなみに
こんな大掛りな転換は、5秒や10秒の暗転で出来るわけもないので
舞台手前にこんな黒幕が降りて来て、前面で短いシーンをやっていたりする。



転換ちゅう



お父さんがモノローグをやってる間に
裏ではものすごい転換が行われてるわけなんやねー

すごかー
すごかばい
mjd



転換といい、道具の数といい、劇場といい
「それ、コスト的にも凄いよねー!」と言うと

「商業演劇ですから」と、サラッと言われました。


つか、
この後のバラシ、すんごい大変だよねー!って言ったら

「プロの大道具さんがやりますから、僕らはやりませんよ」

「えっ?!」

「だって、商業演劇ですから」


これまたサラッと言われました。



ああ、そうだ
商業演劇をやってた頃は
ノコもなぐりも使ったことなかった。

芝居見て、セットやら照明がどうなっているかなんて
考えたこともなった。


そんな時代のことなど
スッカリ忘れていたよ。



ちなみに
帰って調べてみたら
そんなシアター千住(650席)、


一日40万するそうです。


純粋な箱代だけです。



すごかー
すごかばい。


死ぬまでにいっぺんは
こんな舞台を、自分の手で作ってみたいものだねええ。
生まれ変わってからでもいいよ。


ああ、
リハビリして復帰すんのが一番先だねぇ…


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