頭皮から汁。

2011/02/03(Thu)

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わたしくらいセレブになると
カルティエなどのショップに、頻繁に立ち入ったりするわけです。

今日も新宿歩いてたら見掛けたんで
ふらっと立ち寄ってん。


と、言うのも
愛用している財布のぽっちん(スナップ?)が取れてしまって。
修理できないかなーと思って、聞きに入ったわけです。



ちなみに、わたし
ここんちの皮製品、天下一品やと思うん。
皮の老舗、ヴィトンやグッチのものより良いと思うねん。

ヴィトンも3年も使えば使用感たっぷりじゃない?
プラダの革財布にいたっては、1年超えたらダメになった。


今のこのお財布、一体何年使ってるかわからん。
毎日触るものだし、そんなに丁寧に扱えてないと思うけど
目立つ傷や角の擦り切れとか全くできない。

ほんとうに良いものは良いんだなぁと実感。
コスパ的には最高なんじゃないかと思う。


そんなこんなでカルティエ入店。
恭しい挨拶を頂戴した店員さんに話しかける。
さいふ修理できますかーって。

その時に
ぽっちん取れたんなら新しいの買えケチー!って思われるのがイヤで
上に述べたカルティエの皮製品の良さや愛おしさも述べさせていただいて
長く使いたい旨を話す。


一度奥に引っ込んだ店員さんが戻ってきた。
金額は分からないけれど、修理は出来るとのこと。
おおよそでどのくらいかを聞けば
一万円くらいで出来るのではないか、と仰るわけ。


ぽっちんいっこいちまんえんってwwwwwwww
ノンブランドの皮財布買えるwwwカルティエクオリティぱねぇwwwwwwww




でもここはほら
イロイロあるわけですよ、
ビックカメラの家電売り場じゃありませんし。
カルティエのショップですし。


「一万円以内ならお願いします。
超えるようであれば、新調する方向で検討します。」


それはもう
涼しい顔で言ったさww



「どうぞこちらへ」
奥の応接室に通される。
ふかふかの皮張りソファーに座って、預かり票を書く。


で、

肝心の財布を渡そうとする時に気が付いた。
通り掛かりに思い立って寄ったもんやし、代わりの財布を用意してないねん。

中身を出して、
お金やらカードを仕舞うものがないわけ。
あー、どうしよう
化粧ポーチに入れるかなぁと鞄を漁っていたところ

「よろしければこちらをお使いください」って
こんなもんくれた。


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カルティエカラーのスウェード袋。

メガネを入れるものでこんなものがあるけど
それより断然厚手でふかふか。
あったけえ。

何より金色に輝くロゴ。
貰うの申し訳なくて辞退したけど、結局恭しく頂いた(笑)


で、
財布の中身をここに移すわけなんだけど。
店員さんの目の前で。

うん。
カルティエの財布から
出てくるわ出てくるわ
一般ピープルの証。


マツキヨのポイントカードに至ってはまだ良い。
激安居酒屋、一休の赤いカードが出てきた時は
恥ずかしさのキワミで鼻水が出た。

更にはこれがお札と一緒に、札入れから出てきた時は
正直鼻血噴きだして倒れそうになった。



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チラシの特売品が
売り切れてると貰える引換券ねんけど


なんつーか
もうね




そうそう
応接室のテーブルに
中世の貴族のお屋敷にあるようなスイーツの皿が置いてあって
そこに、カルティエロゴの包装紙に包まれたチョコレートが山みたく盛ってあった。

ご自由にお取りください、ってことなんだろうけど
そんなこんな恥ずかしい思いをして
とてもじゃないけど手を伸ばすことが出来んかった。


あー、
まったくもう

頭皮から汁出たわ。


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