チョコレートのシフォンケーキってココアパウダー使うんですよね。
シフォンケーキって名の通り軽くて絹みたいな舌触りで、
チョコレートを使ったら重たい生地になってしまう。
そこをあえてのチョコレートで作ったらどうなるのか実験してみました。
ちな、ぜったい失敗しないみゆきちゃんオリジナルのシフォンレシピです。
舌の上ですっと溶ける絹のようなシフォンが焼けますので
ぜし試してみてくださいよ。
チョコレートやココアの他に、紅茶の茶葉や抹茶を使ってもおいCです。
【機材】
ボウル3個
はかり
計量カップ
計量スプーン
ハンドミキサー
ゴムべら
粉ふるい
ハケかティッシュ
竹串一本
【材料 (20cmシフォン型一台分)】
卵白 7個
卵黄 5個
砂糖 30g(そうとう甘さ控えめなので通常は80~100g、チョコレート入れないなら130g)
板チョコ 3枚 (甘くないのが好みならブラックチョコレートで)
サラダ油 100cc
牛乳 100cc
薄力粉 150g
ベーキングパウダー 小さじ2
サラダ油(型に塗る用) 適量
【下準備】
・卵を常温に戻しておきます
・材料を全て計量
・卵を卵白と卵黄に分けます。残った卵黄二つ分は漢らしく飲んでください。
・型にサラダ油をまんべんなく塗ります。シリコンのハケがあれば良、ティッシュでも可。
・チョコレートを湯煎します。
・オーブンを180℃に余熱します。
卵白に砂糖を入れてハンドミキサーでメレンゲにします。
ピンと角が立つまで、
ボウルを逆さにしても落ちてこなくなるまで、しっかりと。
これがしっかり膨らませるための重要なミッションです。
白っぽくなるまで泡立てた卵黄に湯煎にかけたチョコレートを入れます。
一度に入れると混ざりにくいわ!二三回に分けてね!
撹拌。チョコ入れたら重いです。重たいです。
しっかり混ざったら、二回に分けてサラダ油を入れて撹拌、牛乳を入れて撹拌。
ハンドミキサー終了。
小麦粉とベーキングパウダーをふるい入れます。
これも三度に分けて。
ふるって、まぜる。
ふるって、まぜる。
ねちょねちょ混ぜ過ぎてはいけません。
かと言ってダマが残ると絹のような舌触りになりません。
メレンゲも三度に分けて混ぜ込みます。
泡を潰さないよう縦に切るようにサクサクと→ボウルの底から大きくまぜっ!を繰り返し。
ぐちゃぐちゃ混ぜてはいけません。
かと言って混ざり切っていないと絹のような舌触りになりません。
高い位置からシフォン型に落とします。
ガン!ガン!と型を三回、台に打ち落として気泡を均一にします。
180℃のオーブンで
ガスオーブンや200V IHオーブンなら30~35分
通常のオーブンなら45分
おいしくなあれ、おいしくなあれと念をおくるよ。
これで膨らみ方がまるで違ってきます。
このまじない、K点超えの食材にも使えるんやで。
消費期限超えのものもこれでおいしくなります。
焼き上がる目安時間の5分前に、一度竹串を差してみます。
何もついてこなければ焼き上がり、
まだ生っぽい生地がついてくるようなら追加で加熱。
くれぐれも焼き過ぎに注意。
縮んで、固い舌触りになってしまいます。
焼けました。
通常のシフォンと比べると2、3cm膨らみ方が低いです。
やっぱりチョコレートは重いんですね。
即座に型をひっくり返して冷まします。
年季の入った型やろ?
15年くらい使ってる。
あら熱が取れたらラップをして一晩寝かせてください。
シフォンを型から外す際、このシフォンケーキナイフがあると超便利。
キレイに型から外せます。
一本持っとき!
ない場合は外周と底部をパレットナイフか包丁で、
内周を食事用のナイフを使ってみてください。
7分立ての生クリームを添えて召し上がってください。
桜井にホイップさせたら10分立てになってしまいましたw
わたしはアマイーノがだめなので砂糖は入れませんが、好みで砂糖を。
それでもあんまり甘くしないほうがいーと思います。
チョコレートを使った所見は
ココアよりもものすごくコクがあって香りがいーです。
そして少しだけ重い食感に。
軽さを極めるならココアパウダー、香りを求めるならチョコレートってところですね!
【シフォン型】
通常のフッ素加工のものはこちら。
最近はシリコンのシフォン型もあるんですよね。
くっつきにくいから取り出しやすいです。
スポンジケーキより圧倒的にふわふわのショートケーキ完成。
ホイップで全体をデコするなら問題ないかと。