そうだ、旅に出よう

2009/06/29(Mon)

ツアーとか
飛行機使って、ホテル取ってとか
そんな大人の旅じゃなくてね!


映画レビューに続きブックレビュー。

ちょっと前に読んだものなんだけどね、
なかなかニッキ書けんくて。





IWGPシリーズ読み終えても、まだまだ石田さんワールドにどっぷしでしたw

そんなこんな、直木賞受賞のこの作品。
まさに現代版、そして和製の「スタンド・バイ・ミー」
14歳の少年らの冒険の物語。
等身大の14さい。


…ヨカッター(遠い目)


和製ってことで、旅先が渋谷や新宿なんだけd

変にファンタジーで現実離れした世界に旅立つよりは
そこらへんリアルに共感しやすくて、これまた良い。

そして変わらず読者目線で、読み手を置いてけぼりにしないテクニックは素敵。



で、
リアル14さいの桜井に 「とりあえず読め、そして旅に出ろ」 と言って
有無を言わさず貸したw

「中間テスト前なのにー」と言いながらも受け取り、もう数章読んだとか。
いいぞいいぞ、世の中学校の勉強よりも大切なことがあんねん!


まぁ
リアル14さいじゃなくても、既に大人な方にも読んで貰いたい一冊。
ジブンの中の忘れてた何かをふと思い出す、そんな瞬間って
言いようもない清々しさを感じるよね。

そして、
ああ…あたしも、おいらも、もうつまんない大人なのかぁ…
そんな風に痛切なく思うはず。


きっと読後に抱く感想は、リアルフォーティーンの桜井くんとあたしじゃ全然違うねんろなぁ。
ちょっとそこらへん朝まで議論してみたいと思う。


あああ、
フォーティーンやシックステイーンの感受性、いつまでも失くさないでいたいものだね。
まぁあたし16だけど。


|この記事にコメントしる|


Name
URL
title
Comment
Pass



|blog内検索|