二週間の夢も、終わりました。
まさかの千秋楽の夜公演を観せて貰った。
その時間はバラシの準備で観れるなんて思ってもなかった。
席などないけれど、補助椅子を通路に置いて。
フィナーレではアンコールの拍手が鳴りやまず
アンコールのアンコール
30人立ち、
100人立ち、
ラストは全員総立ちで"Tomorrow "を歌った。
"このままいけば
今日が明日を裏切ってしまう
どうせ傷付くなら
君の手にナイフを持て
血と、汗と涙が
明日を切り開く
Oh… Blood Sweat and Tears
Oh… Blood Sweat and Tears
明日を切り開く
このままいけば
明日は今日の続きでしかない
虚ろな心を捨て
君の生きざまを見せろ!
血と、汗と涙が
明日を切り開く
Oh… Blood Sweat and Tears
Oh… Blood Sweat and Tears
明日を切り開く
Oh… Blood Sweat and Tears
Oh… Blood Sweat and Tears
明日を切り開く"
こんな演劇のフィナーレ見たことない。
劇場は演劇の神様の宿る場所、だけど
この劇場には神棚が置いてあった。
供えられるお神酒と水と、お米とお塩。
毎朝劇場の方がご用意されていました。
(流石に神棚を撮ったらバチがあたりそうだったのでやめたw)
この劇場では本当に聖なるもの、
神の存在を感じたよ。
すごい。
東さんの遺影(?)には
花と、生前愛してらしたキクマサムネとハイライトをお供え。
当時、稽古中に1.8ℓのキクマサムネとハイライトを切らすことはなかった。
酒を飲まないと稽古が出来ない、人と接することができない方だった。
きっとだれもシラフの東さんを知らない。
このお神酒の交換は毎朝わたしらが行い、
下げられたお神酒を戴くのはわたしの役目w
わたし、だいぶ清まったはず。
今回の公演で、
たくさんの先輩、後輩、友人に会った。
なぜか志穂代さんのシャシンしかないんだけどw
メロもあった!
岩井さん。志穂代さん。奈美ちゃん。
かつてのKID時代の戦友。
岩井さんとは劇団Fで、
志穂代さんとは劇団Prologueの三回公演でも一緒。
今回はバックヤードでずっと一緒だった。
そしてお客として訪れた中には
けんちゃん。メロ。美香ちゃん。澄華。
智ちゃん。のりちゃん。もぎちゃん。いくちゃん。尾藤。小川。菊ちゃん。かまちゃん。
たくさんの人と会った。
中には18年振りの友人もいたけれど
一目で分かったさ!
会わせてくれた東さんに感謝。
なぁ、
16期の同窓会しような!
乾杯だけ参加して帰ろうと思ってた打ち上げにも
朝まで居ついてしまい。
たくさんの先輩と話した。
林さんに教わったこと。
三阪さんに教わったことは…教えない!
劇場真ん前の打ち上げの店を
酔っぱらって出たら
そこはいつもの朝の劇場だった。
ぷんぷん酒の匂いを漂わせて帰る。
通勤ラッシュの真逆の道程で良かったw
持ち帰ったビールの入った紙袋が
重さに耐えきれなくて破れて、あちこちに缶ビールをごろごろ撒き散らして帰った。
それがなんとも滑稽な光景で、一人で笑いながら歩いた。
酔っぱらって歩いていたので全部拾いきれていないw
二週間の公演、
朝から晩まで劇場。
夢のような二週間だったよ。
「明日からどうやって生きていったらいいか分からない」
打ち上げで聞いた言葉。
日常に戻るだけだ、と言えばそうかもしれないけれど
新しい日常を見つけられそうな気がする。
声を掛けてくれた岩井さん、ありがとう。