わたし普段はテレビをほとんど見ないねんけど
震災の日から数週間はNHK点けっぱなしだった。
震災当日、何時間も掛けて職場から歩いて帰ってきて
ニュースを見て、初めて想像以上の惨事を知った。
それから3日間くらい、寝てる時以外ずっとNHKをつけてたような気がすんねん。
で、
二日目くらいから気がついた。
NHK、およそ3人+αのキャスターで一日廻してるんじゃないかって。
NHKお馴染みの登坂アナ、
ほかニュース7のアナウンサーと、そしてもう一人のアナウンサー、
この3人が朝から夜中まで喋り続けてる。
寝てないのは枝野だけじゃない。
3日目にもなると、アナウンサーの目がショボショボしてるわけ。
それでも安定感のある声は依然変わらない。
脇から臨時ニュースの原稿が流れてきたり
短い原稿だけで長時間場を持たせなきゃいけなかったり
アドリブと背中合わせの本番に関わらず、決してブレることもテンパることもない。
ああ、これがプロのアナウンサーか。
胸が熱くなった。まさにムネアツ。
で、
震災当日、二日目なんか
夜中も余震が来て、市内の災害放送やらエリアメールが流れたりして全然眠れないわけ。
うとうとしながらNHKを聞いてる、
そんな時思ってん。
どんなに喋りっぱなしであろうとも
どんな大惨事を伝えようとも声のトーンが変わることはなく
ずっと、ずっと安定した喋り方。
感情を決して表に出さず
自我を出さず主張せず
聞き易いように、丁寧に
それがね、
すっごい心地いい。
無論報道の内容は悲惨極まりなく、不安を煽ることばかりなんだけど
なんつうか、その声色は凄く落ち着いていて
不安と安心の境地を行き来していた。
古館伊知郎ではこうはいかない、と思ったw
そのうち、
わたしアナウンサーの声を聞かないと落ち着かないようになってきた。
たまに女性の方が喋られるけど、どうも女性の声はダメ。
低くて刺激のない男性の声じゃないと落ち着かない。
そしていつもの3人の男性アナウンサーの声を聞いてほっとする。
最近ではニュースもうんと少なくなり、テレビをつけてニュースってことがなくなった。
するとけっこー残念な思いになる。
で、
ニュースの時間になり、いつも聞いてた声が聴こえてくる。
そんときわたし、
もうこんなかんじなわけ。
_ ∩
( ゚∀゚)彡 わっふるわっふる!
⊂彡
_ ∩
( ゚∀゚)彡 わっふるわっふる!
⊂彡
そうか・・・
これが
声萌えってやつか・・・
新境地だ。
今まで出会ったたくさんの役者の声で
いい声してるなぁって感じたことは多々あったけど
こんなにわっふるしたのははじめて!
はじめての恋のよかん!
上記の3人のアナウンサー、みなさん既に良くご存じだと思うけど。
登坂アナ(今は北海道放送局に帰られたみたい)
武田アナ ニュース7の方
横尾アナ
中でもわたし
横尾アナの声がさいこうだとおもうの!
声に聞き惚れ画面を見やると
この知性溢れるメガネ!メガネ!
横尾アナのニュースで白米何杯でもいける、mjd